こんにちは、ヤマジです☆

加圧トレーニングは一時、トレーニング界を席巻し次世代の筋力トレーニングとして一世を風靡したのですが現在はその人気も以前ほどではありません。
その辺りの歴史も含めて今回は少しだけ紹介したいと思います!
まず現在は様々な利権の関係でBFR(血流制限)トレーニングとも言われる加圧トレーニングは専用のベルトを上腕と太ももに巻いてそこから先の血液の流れを一時的に制限することで代謝環境を悪化させ、筋肉の成長を促すという論理です。
それまでトレーニングは物理的な負荷、例えば重い重量のウエイトトレーニングをガンガンやるなどのやり方が主流でした。
このやり方は筋力の向上が目に見えてわかりやすい反面、関節に大きな負担をかけることから一般の方のトレーニング方法としては向いていないことが問題点でした。
加圧トレーニングは物理的な負荷ではなく化学的負荷、つまり乳酸などの代謝物質とそれによる成長ホルモンの分泌による筋肥大といった具合で身体の生理学的な反応を利用して筋肉に対して負荷をかける方法で、重たいウエイトを扱わない分、比較的安全にトレーニングを行えるとして高齢者を中心に人気を集めました!
それを応用したスロートレーニングも提唱され、さらにプロ野球選手なども行なうことで圧倒的な知名度と人気を集めていったのです。
しかしそんな加圧トレーニングには根本的な欠陥がありました。
それは“筋肉トレーニング”だったということ。
さてさて、筋肉トレーニングってなに?って思う方
あれ、筋トレって筋肉トレーニングの略だったっけ?と思う方
様々だと思いますが世の中にはざっくりと筋肉トレーニングと筋力トレーニングがあります。
よく勘違いされてる方がいるのですが、筋肉がある=筋力があるではありません。
確かに筋肉量が多い人の方が絶対的な筋力はある場合が多いので勘違いしやすいですがそれは体重による差である場合がほとんどで、筋肉量と筋力はまず別で考える必要があります。
マッチョに限って引越し作業では使えないというのは有名な話なのです。
それを理解したうえでもう一度考えてみましょう。
あなたがしたいのは筋肉トレーニングですか?それとも筋力トレーニングですか?
おそらく多くの方が筋力をあげたいと思ってトレーニングを行なうのではないでしょうか。
階段を楽に登りたい、歩き疲れしない体を作りたい、子供と思い切り遊びたいなどなど
全て“筋力”がないとできません。
この筋力は物理的にはパワーと言われ、力と速度の積で求められます。
つまり筋力を上げたいのであれば負荷もしくは速度のどちらかを上げる必要があります。
逆に言うとこれ以外の方法でパワーを上げるのはほぼ不可能と言っても問題ありません。
前回ご紹介した加圧トレーニングがなぜ廃れていったのかというと『筋力が向上しないから』です。
トレーニングには物理的負荷と化学的負荷があり、筋力を向上させるには物理的負荷をかける必要があります。
あたなが鍛えたいのは筋肉と筋力どちらでしょうか?
そして山路達也のインスタグラムでも発信していますのでぜひご覧ください。
国際ライセンスNESTA認定パーソナルトレーナー
日本タイ古式マッサージ協会アドバンスセラピスト&認定講師
柔道整復師
国家資格取得者の確かな技術を体感できる施術で痛みを取り除き
業界13年の異次元パーソナルトレーニングで再発を予防する
痛み改善のスペシャリスト 山路達也
福岡市中央区平尾1-10-20 BRAMASOLEhirao401
タイ古式整体とパーソナルトレーニング BOOS fit